平成27年11月30日月曜日、中野区議会第4回定例会本会議一般質問に登壇し、以下の内容で質疑を行いました。ご報告いたします。報告は要約と、2ページ目以降に本会議の議事録を全て公開しています。
質疑内容
- 防犯カメラの設置について
- 区内のインターネット環境について
- にぎわいフェスタのあり方について
- 都営川島町アパート跡地(弥生町三丁目)の活用について
- 新しい区役所整備基本構想について
≪一般質問要約≫
○ 防犯カメラの設置について
警察庁のマニュアルを参考にすると中野区の防犯カメラの設置台数600〜3,000台程度が目安となる。
2015年度末で区所管の防犯カメラは248台となり、目標となる600台まで350台程度が不足している。
区は防犯カメラ設置台数を増やすための施策を打つべきと考える。
区長回答
今後も地域の実情に応じて必要な場所に配置が行われるよう、東京都や警察署等の関係機関とも連携しながら、防犯カメラの設置について対応をしていく。
○ 区内のインターネット環境について
アメリカの会社の調査結果によると、店内Wi-Fi導入により、売り上げ2%増加させた。
商店街の活性化が見込めるNakano Free Wi-Fiの拡大と普及をさらに進めるべきと考える。
区長回答
商店街の協力を得ながら普及促進に努めていく。
○ にぎわいフェスタのあり方について
四季の森公園及び公園北側の道路、拡張用地を含めて代々木公園のようなイベントパークへとすべきと考えるがいかがか。
①B1グランプリ、つけ麺博のような食の大イベント、②オリンピック・パラリンピック関連においてはパブリックビューイングなどの開催なども視野に入れていくべきである。
区長回答
中野四季の森公園拡張部につきましては、さまざまなイベントに活用できる設備を設けた多目的広場として平成28年度に整備工事を行い、供用開始をする予定。
6,000平米ある拡張部分のうち、東側地下に1,500台収容の自転車駐車場を設置予定。
○ 都営川島町アパート跡地(弥生町三丁目)の活用について
都営川島町アパート跡地に、地域住民と十分協議し、防災会のみならず、商店街や親子グループが積極的に防災訓練等に活用できるよう、不燃化特区にふさわしい、防災において先進性ある公園を整備していただきたい。
また①携帯電話の非常用充電が可能なソーラー照明設備、②地下タンク内の水が循環し続けて常に新鮮な水が確保される災害時の給水ステーション、③防災井戸、④防火水槽、⑤防災備蓄倉庫、⑥かまどベンチなどあらゆるメニューを検討していただきたい。
区長回答
跡地には、100トンの防火水槽、ソーラー式園内灯など防災機能がある公園整備を予定。
具体的にどのような機能を付加できるか、地域への説明会や関係部署との協議等を行う中で検討。
○ 新しい区役所整備基本構想について
現区役所は築47年が経過し、施設の老朽化、床面積の不足、災害対策など問題が山積しており、建て替えは必要であるが、費用を抑え込むため検討が不十分である。
そこで、①PFI(Private Finance Initiative、 公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用 して行う新しい手法)、②豊島区役所のような全国初の民間高層マンションとの一体型再開発することによる区の負担をゼロとする事業、③保健所・税務署・法務局など様々な行政機関を集約し、区民からの利便性を高めるとともに、賃貸料を得る方法、などの検討を願いたい。
区長回答
建設の手法や導入機能のあり方について、十分御理解いただけるよう工夫をしてお示したいと考えている。
2ページ目以降に全ての議事録を掲載しています。